おやつクラシック

oyatsuclas.exblog.jp ブログトップ

<   2006年 11月 ( 2 )   > この月の画像一覧

「赤い靴下王子」への贈り物

松坂大輔くん、メジャーへ旅立ちですね。
ボストンレッドソックスでの彼の活躍を期待しながら聴きたい1枚はこれ。

ウォルトン作曲 戴冠式行進曲「宝玉と王のつえ」
プレヴィン指揮 ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団


e0093421_620569.jpgこの曲を一言で表現するとすれば
エルガーの「威風堂々」に映画音楽のエッセンスを加えた曲。
映画音楽もたくさん手がけたウォルトンらしい!
入場の合図を告げる短いファンファーレから始まるこの曲。
基本的には気品高きイギリス紳士ではあるものの、ノーネクタイのくだけた雰囲気
咆哮するホルンとトロンボーンはやんちゃでチョイ悪を感じさせます。
華やかなパーティーの中でも許せるような、ちょっとだけ着崩したファッション!
おいしい第2主題の高貴さは、まるでエルガーの威風堂々そのもの!
チョイ悪も背筋をぴんと保ってますよ~。

この曲のクライマックスは、ハリウッド映画のエンディングで「地球の危機を救った英雄たち」のシーンを見ているみたい。
英雄たちの誇りと力強さ、そして人々の賞賛と降りそそぐ紙ふぶきのシーンが目の前に繰り広げられるようです。

ボストンレッドソックスがワールドチャンピオンになり、松坂君が紙ふぶき舞うボストンの街をオープンカーで凱旋するときには、この曲を流しながらテレビ画面の中の彼を称えてあげたいと思います。
[PR]
by euphopia | 2006-11-18 06:48 | 管弦楽曲

音符は星でできている

プラネタリウム行ってきました。
それも、ローテク技術をずっと受け継いでる、30年前のプラネタリウム。
解説と機械の操作を、解説員の人が一人でやってる。
星も暗いし、CG映像や動く映像なんて全く無い。
でも今風の「音と映像のパッケージ商品」のプラネタリウムにはない味わいがありました。
観客の反応を見ながら、解説員の人が解説してくれる。これまた妙!
機械もみではない、手もみの心地よさでした。

そんなプラネタリウムを見ていて思い出したCD
吉松隆 作曲  プレイアデス舞曲集 
田部京子(ピアノ)

e0093421_8345140.jpg3拍子から9拍子までの7つのリズムを素材にしたピアノ曲です。

この曲を「携帯の着メロのような電子音」で鳴らしても、それはそれできっとさまになるでしょう。壁面に規則正しく配置された発光ダイオードが、機械的に点滅する様子を見ているみたいに。

この演奏はダイオードとは対極にあります。
彼女がピアノを弾き始めると、「音符でできた連星たち」が、遠い昔の物語を静かに語り始めるのです。
ちょうどプラネタリウムの中で、星空に神話の登場人物の絵を重ね合わせると、星が意味を持って語りはじめるみたいに・・・。
田部京子の演奏は、音符が話しかけてくるような感覚で「ピアノによる叙情的な朗読」を聞いているような気分にさえなります。
音符たちの叙情的な「ささやき」「ため息」「吐息」と「夜空の星のまたたき」を重ねながら聴き浸ってほしい「おすすめ5つ星の1枚」です。
[PR]
by euphopia | 2006-11-03 07:23 | 器楽曲
line

おせんべい食べるように気ままにクラシック


by euphopia
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30