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おやつクラシック

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「歩く」にちなんだ逸品

先日、ついに買ってしまいました。
「ウォーキングシューズ」
でも、私にとってウォーキングシューズって「年配の人がはく靴」のイメージ。
ジーンズ派の私には、とても受け入れ難いものでした。

でも旅行に行くことになり、歩き回る時間が多そうだったんで、
ためしに靴屋さんでウォーキングシューズに足を入れてみたわけですよ。
ええ、ほんの軽い気持ちで。
「うっ・・・・、いい・・・・。」素直に敗北を認めたわたし。
「お客様 お買い上げ~」となったわけであります。

立った瞬間にわかる、足裏の心地よさ。
とてもいいバランスで地面と接しているんでしょうね。
「立っているのが楽しい」と感じるほどの快感にうっとり。

歩いてみると、かかとからつま先まできれいに重心が移動していくのがわかる。
足裏の感触はまるで「足裏鍵盤で奏でる、かかとからつま先までのきれいなアルペジオ」
足裏の感触が楽しい・・・楽しいから歩く・・・。それの繰り返し。
ウオーキングシューズは歩くのに適した靴だけではない。
歩くのが楽しくなる靴だったんですね。

奥様、どうですか??今なら、さらにもう一個!なんてね。
(「ジャパネットたかた」にスカウトされたらどうしよ・・・)

今日は、足にちなんで行進曲。
ホルスト作曲
吹奏楽のための組曲第一番より「マーチ」
レイニッシュ指揮 ロイヤル・ノーザンカレッジ・オブ・ミュージック・ウインドオーケストラ


「歩く」にちなんだ逸品_e0093421_1929209.jpgホルストが作った有名な吹奏楽曲。
その演奏CDは数多くあれど、この演奏には代えがたい魅力がいっぱい!!!
金管バリバリ、打楽器ドンドン、という数多の演奏とは対極にある逸品です。

落ち着いたテンポ。豊かで優しい響き。節度ある打楽器。
大作曲家が作った美しいメロディーがきちんと浮かびあがってくるんですよ。
マーチなのに優しい歌心に満ちた演奏です。
この演奏を天国のホルスト翁が聴いたなら、幸せそうな笑顔を見せてきっと喜んでくれることでしょう。

このバンド、イギリスものをやらせたら、なかないい味出すんですよ。
カップリングのヴォーン・ウィリアムス作曲「イギリス民謡組曲」も、
暖かく肉厚のサウンドで奏でる自信に満ちた歌い方が見事!
あせらず、騒がず、まさに「ホームの強み」を落ち着いて楽しめます。

イギリス音楽といえば、グレインジャーの吹奏楽曲を集めた2枚も、「いい仕事してますよ」の逸品です。機会があれば「おやつ」として紹介してみます。
by euphopia | 2006-09-18 14:22 | 管弦楽曲
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おせんべい食べるように気ままにクラシック


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