おやつクラシック

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音符は星でできている

プラネタリウム行ってきました。
それも、ローテク技術をずっと受け継いでる、30年前のプラネタリウム。
解説と機械の操作を、解説員の人が一人でやってる。
星も暗いし、CG映像や動く映像なんて全く無い。
でも今風の「音と映像のパッケージ商品」のプラネタリウムにはない味わいがありました。
観客の反応を見ながら、解説員の人が解説してくれる。これまた妙!
機械もみではない、手もみの心地よさでした。

そんなプラネタリウムを見ていて思い出したCD
吉松隆 作曲  プレイアデス舞曲集 
田部京子(ピアノ)

e0093421_8345140.jpg3拍子から9拍子までの7つのリズムを素材にしたピアノ曲です。

この曲を「携帯の着メロのような電子音」で鳴らしても、それはそれできっとさまになるでしょう。壁面に規則正しく配置された発光ダイオードが、機械的に点滅する様子を見ているみたいに。

この演奏はダイオードとは対極にあります。
彼女がピアノを弾き始めると、「音符でできた連星たち」が、遠い昔の物語を静かに語り始めるのです。
ちょうどプラネタリウムの中で、星空に神話の登場人物の絵を重ね合わせると、星が意味を持って語りはじめるみたいに・・・。
田部京子の演奏は、音符が話しかけてくるような感覚で「ピアノによる叙情的な朗読」を聞いているような気分にさえなります。
音符たちの叙情的な「ささやき」「ため息」「吐息」と「夜空の星のまたたき」を重ねながら聴き浸ってほしい「おすすめ5つ星の1枚」です。
by euphopia | 2006-11-03 07:23 | 器楽曲
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